こんにちは区議会議員の有馬豊です。
今日の環境まちづくり委員会では、7件の議案の審議と陳情2件の読み上げがありましたが、最初の練馬区景観条例と練馬区まちづくり条例の一部を改正する条例の2件の審議だけで2時間ぐらいかかってしまいました。
景観条例は、区の地域特性や魅力を生かした「まちづくり」を行い、良好な景観の形成を図り、豊かさと安らぎのある暮らしを実現するためなど制定の理由を説明していますが、具体的に練馬の農のある風景や練馬区登録天然記念物である八の釜の湧水などの水辺の風景を開発や道路事業から守るといった仕組みとはなっていないなど私を含め多くの質問が出ましたが、私自身はその必要性をあまり感じられませんでした。
まちづくり条例の方は、いま区内で葬儀場やワンルームマンションなどの建設を巡って紛争が起きていることもあり、これまでよりも条例の対象を拡大したり、設置基準の見直しを行うなど一定の前進がある中身ではないかと感じました。しかし、住民の大半が納得しなければ事業を行えないなどの住民を守る仕組みをつくらなければ、いま起こっている紛争などに正面から応えることはできないと思います。
この議案の審査は、2月15日の1時からの常任委員会で行われます。
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